【洗面台DIY】賃貸オーナー向け完全ガイド!コスト削減テクニックも紹介
収益アップ

おしゃれな洗面化粧台は、若い人に人気です。
そのため、入居者の獲得を目指して洗面台リフォームを検討しているオーナーもいらっしゃるのではないでしょうか。
洗面台はキッチンやお風呂に比べるとスペースも狭く、設置されているものも少ないため、自分でDIYをすればリフォーム費用を抑えられると考えるオーナーも少なくありません。
しかし、洗面台のリフォームはできるものと、できないものがある為、知識なしのDIYはNG。
この記事を読んでDIYをするかを参考にしてみて下さい。
それでは、お得に洗面台をDIYする方法と注意点についてご説明します。
目次
1.DIYできない洗面台リフォームもある
洗面台をリフォームする際には、注意点があります。
それは、DIYできないケースがあることです。
DIYが難しいリフォームの場合は、専門業者に依頼してリフォームを行う必要があります。
以下では洗面台DIYができるケースとできないケースを詳しく説明します。
2.DIYでは難しい洗面台のリフォーム
洗面台には配管が接続されており、配管の接続には専門知識が必要になります。
したがって、配管の接続を伴う洗面台の交換はDIYではできません。
蛇口の交換はDIYでも可能です。 しかし、水しか出ない蛇口をお湯も出る蛇口に変更することはできません。
水しか出ない蛇口の場合は給湯管が洗面台までひかれていないことがほとんどで、給湯管の工事はDIYでは難しいからです。
キャビネットを付ける際に必要な資格とは
鏡付きのキャビネットを新設する場合は、キャビネットについている照明用の電源を確保する必要があります。
配線工事には2級以上の電気工事士の資格が必要となるため、鏡付きキャビネットの新設もDIYでは難しいです。
配管工事や電気の新設工事が必要になる洗面台のリフォームは、DIYではできないことを覚えておきましょう。
3.DIYでできる洗面台の5つのリフォーム内容
オーナーが自分でできる洗面台のリフォームは、配管の接続や電気工事などの必要がないリフォームです。
具体的には、次のように洗面台の周りを新しくしたり、収納を加えて使い勝手を良くしたりする方法があります。
1)リメイクシートを貼る
リメイクシートとは、家具や壁などに貼れるシール状のシート。
レンガ調のものやタイル柄のもの、木目調のものなどさまざまなデザインのものが販売されています。
洗面台の側面などの大きさを測ってリメイクシートをカットして貼り付けると、それだけで雰囲気を大きく変えることも。
リメイクシートの貼り付けには、特別な工具が必要なわけではありません。
DIYに慣れていない方でも気軽に洗面台周りをリフォームすることができるでしょう。
2)タイルを貼る
洗面台の鏡の周辺や壁などにタイルを貼るとおしゃれな雰囲気に変わります。
陶器のタイルを接着していくには手間と技術が必要ですが、シールをはがして貼るだけのタイルシールも販売されています。
接着剤や目地などを用意する必要がないため、手軽にリフォームができます。
タイルの色によって雰囲気が変わるため、洗面台の色や壁の色などに合わせてタイルシートを選ぶとよいでしょう。
3)洗面所の床を張り替える
洗面所は湿気が溜まりやすく、洗剤や化粧水なども飛び散ることがあるので汚れやすいものです。
洗面所の床の汚れが目立つようであれば、既存の床に新たなシートを重ねて貼ってみましょう。
水洗面所の床は、置くだけのフローリングやクッションフロアなどを使うと、DIYで手軽にきれいにすることができます。
4)鏡付きキャビネットを外して鏡を取り付ける
賃貸物件ではキャビネット付きの洗面台を採用しているケースも多いでしょう。
しかし、ミラーキャビネットは鏡の裏側が収納になっているためにどうしても厚みが出てしまい、圧迫感を感じてしまうケースがあります。
蛇口部分とミラーキャビネットが一体となっている洗面台でなければ、ミラーキャビネットを取り外し、おしゃれなウォールミラーに変更するとすっきりとした印象に代わります。
鏡を取り付ける際には、下地の状態をチェックして設置します。
下地がない場合、鏡の重さに耐えられず、鏡が落下する恐れがありますので注意しましょう!
キャビネットの取り外しや鏡の取り付け作業は、シートを貼るだけのDIYに比べると難易度が高め。
しかし、ミラーキャビネットを取り外しておしゃれな鏡を付けると、ありがちな賃貸物件の洗面所の雰囲気を変えることが可能です。
5)収納棚を取り付ける
洗面台の周辺の壁に、タオルや洗剤、化粧品など、部屋の雰囲気に合うデザインの棚を選んで取り付けてみるものオススメ。
洗面所では顔を洗ったり、歯磨きをしたり、女性の場合はメイクをしたりと洗面用具を使うシチュエーションはさまざま。
いくらおしゃれな洗面所であっても、入居者にとって使い勝手の悪い収納のない洗面所になっては本末転倒ではないのでしょうか?
ただし、下地センサーなどを使って取り付け場所に下地材があるかどうかの確認は必須です。
仮に下地のない箇所に収納棚を付けてしまうと、棚の重さに耐えきれず落下してしまう恐れがあります。
収納棚を取り付ける際には、ウォールミラー設置時と同様に下地のある場所を確認したうえで、取り付けてください。
4.洗面台のリフォームにかかる費用
洗面台をリフォームする場合は、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
洗面台のリフォーム費用をケース別にご紹介します。
1)リメイクシートを貼る
リメイクシートの価格は品質によってさまざまですが、1メートルあたりの価格はおおよそ300円~800円程度です。
リメイクシートを貼る面積によっても費用は変わりますが、リメイクシートを貼るだけであれば多くても数千円の出費で抑えることが可能です。
2)タイルシートを貼る
タイルシートを貼る場合、どのくらいの広さにタイルシートを貼るかによって費用は変わります。
タイルシートは15cm×15cmで800円前後のものが多くなっています。
60cmほどの長さでタイルシートを貼る場合の費用は、3,200円ほどです。
3)床を張り替える
床の張り替えも選ぶ素材や張り替える面積によって費用は変わります。
DIYでクッションフロアを重ね張りする場合の費用は5,000円~8,000円程度になるでしょう。
4)ミラーキャビネットからウォールミラーに変える
ミラーキャビネットを取り外してウォールミラーに変える場合のリフォーム費用は、選ぶウォールミラーの価格によって大きく変動します。
5,000円程度のウォールミラーを取り付け、背面にリメイクシートを貼る場合の費用は、おおよそ8,000円~9,000円程度になるでしょう。
5)収納棚を設置する
収納棚の値段は大きさや使用している材料によって異なりますが、5,000円~10,000円程度で設置が可能です。
5洗面台のリフォーム費を個人と業者で比較
個人でDIYする費用はまとめますと、30,000~高くても50,000円程度です。
これを業者に洗面化粧台を交換を前提に依頼したリフォームはクオリティが高く、労力もかかりません。
相場は100,000~200,000円程度の為、2倍以上費用が変わってしまうでしょう。
これを高いと取るか、DIYをして安さを取るかはオーナー様次第。
尚、オークションで安く入札して洗面台を購入して取り付ける現地施行というテクニックもありますが、電気工事士や現場監督などの経験者向けの手法。
多くのオーナー様にとって現実的な手法ではない為、洗面化粧台のリフォーム・新設をするなら業者に依頼するが現実的でしょう。
メーカーや洗面台の大きさによって費用は変わりますが、業者に依頼すると半日程度で終わるリフォームが一般的です。
まとめ
賃貸アパートやマンションの洗面台のリフォーム方法についてご紹介しました。
洗面台のリフォームには、洗面台周辺の見た目をおしゃれにするリフォームと洗面台自体を交換するリフォームがあります。
洗面台の交換には専門的な知識も必要であり、配管を誤ると水漏れによる被害が生じるリスクがあります。
【賃貸トラブル】水漏れ発生!オーナーが知りたい修理費用や解決手順まとめ
洗面台の交換を考えているようであれば、ご自分でのリフォームではなく、業者に依頼することをおすすめします。
見た目をおしゃれに変えたいという場合は、リメイクシートやウォールミラー、収納棚などを活用して手軽にリフォームできる方法があります。
DIYによる洗面台のリフォームはそれほどコストもかかりません。
洗面台のリフォームを検討しているようであれば、どの部分を変更したいのかを考え、DIYをするか業者に依頼するかを検討するようにしましょう。
その賃貸管理のお悩み…
ランドネットにお任せください!
- 1棟アパート・区分マンションの空室対策に特化
- 入居率99.07%(2025年5月1日現在)
- 首都圏メインに全国16エリアで管理
- 管理戸数9,188戸(2025年5月1日現在)
- 管理手数料は月額賃料の3.3%〜
満室経営を全面的にサポートします。
まずは『無料相談』をご利用下さい!