【内見】賃貸アパートで客付けできない外観と共用部とは
空室対策

賃貸アパートにおいて、外観や共用部が汚れていた場合、内見に訪れた入居希望者に良くない印象を与えるだけでなく、入居者の居住期間にもマイナスの影響を与えてしまうことをご存じでしょうか。
今回は、賃貸アパートの外観と共用部の重要性、賃貸アパートの印象をよくするための改善策についてご説明します。
目次
1.【重要】共用部が汚い・外観の状態が悪いが退去理由の上位である
ある不動産会社が、賃貸物件の契約経験がある人に対して実施したアンケート調査によると、入居後に後悔した理由の第3位に、共用部が汚い、外観の状態が悪いといった理由が挙げられています。
まず、入居者が入居する前には内見を行います。 内見時に共用部が汚れていたり、外観がしっかり手入れされていなかったりすれば、内見から契約に至る確率はかなり低くなります。
さらに、入居者を獲得できたとしても、入居後に共用部や外観の管理が行き届いていないことに不満を感じると、退去につながる可能性が高くなるというわけです。
入居者にとっては賃貸アパートの共用部も自宅であり、自宅の集合玄関やゴミ置き場などにゴミが散乱していたり、悪臭が漂うような状態であれば、決して気持ちよく毎日の生活を送ることはできないはずです。
いくら客付けを行っても、内見からの成約率が上がらず、また成約しても入居期間が短ければ、またすぐに空室期間が発生してしまいます。
これでは、いつまでたっても安定した満室経営を実現できません。
2.共用部と外観の改善は、入居率向上に重要
共用部が汚れている、外観の状態が悪いアパートは、管理の行き届かなさをイメージさせ、入居者の入居期間の長さにも多大な影響を与えるものです。
逆にいえば、建物の外観をきれいに整え、共用部分もしっかり清掃を行って清潔感のある状態に保てば、たとえ古い賃貸アパートであっても、しっかり管理がなされている物件だという印象を与えられるのです。
共用部や外観の印象を改善すれば、内見者に与える印象もよくなり、客付けがしやすくなります。
さらに、入居者の満足度も高まるために入居期間を長くし、安定した経営ができるようになるでしょう。
3.賃貸アパートの外観・共有部の改善案まとめ
賃貸アパートの外観と共用部を改善する具体的な案をいくつかご紹介します。
いずれも、簡単に実行できるものばかりです。 空室に悩んでいらっしゃるようであれば、ぜひ実践してみてください。
1)アパート名を変える(コスト0円で実現可能)
アパートの名称は、外観や共用部とは直接関係があるわけではありません。
しかしながら、アパートがどういう名称であるかどうかは、客付けにも大きく影響を与える要素です。
例えば、〇〇荘などは、昭和を代表するようなアパート名で、入居希望者に古めかしいアパートを印象付けます。
オーナーの名前が田中さんである場合に、田中荘やハイツ田中、コーポ田中といった名前が付けられたアパートは少なくありません。
このアパート名を見て、築浅のきれいなアパートを想像する人はあまりいないのではないでしょうか。
アパート名の変更は、コストをかけずにできるものです。
もし、古さを印象付けるなアパート名を使用しているようであれば、このタイミングで今の時代に合うおしゃれな名称に変更してみてはいかがでしょうか。
2)共用部の定期的な清掃を実施
集合玄関やゴミ集積所、廊下など、賃貸アパートの共用部分の定期的な掃除はしているでしょうか。
もし、定期清掃をしていないようであればすぐにでも清掃を始めましょう。
共用部分がきれいに保たれている物件は、それだけでしっかり管理された物件であるという印象を与えます。
オーナー自らが清掃できるのであれば問題ありませんが、オーナーが頻繁に掃除することが難しいのであれば、しっかりと清掃が行える管理会社に清掃を委託することをお勧めします。
3)ポストのチラシなどを捨てる
入居者のいる部屋であれば、入居者がポストを確認するため、定期的にチラシなど不要なものは捨てられるはずです。
しかし、空室の場合は誰もチェックをする人がいないためにポストからあふれ出るほどのチラシが詰め込まれているケースがあります。
内見者がこの光景を目にしたら、きっと物件の管理状態に不安を覚えることでしょう。
入居者も決して管理されているとはいえない状態に、満足しているはずはありません。
まずは、ポストに入れられているチラシは定期的に捨て、外部から見て空室が多いアパートだという印象や管理が行き届いていないアパートだという印象を与えないようにすることが大切です。
4)アパートで目立つ部分(エントランス等)をプチリフォーム
内見者がアパートに訪れた場合に、真っ先に目に入るのはエントランスやポストなどです。
外観に古さを感じさせる場合でも、目立つ部分をきれいにリフォームすれば、それだけで与える印象はだいぶ変わります。
エントランス部分の塗装をしたり、アパートの名称変更とともに銘板を変更したり、小規模のリフォームであればそれほど費用はかかりません。
目立つ部分だけの小規模なリフォームは、それだけで外観全体の印象を向上させることができるのでお勧めのリフォームです。
外観と共用部は内見時の減点対象になりやすいからこそ、賃貸管理会社に相談しよう
賃貸アパートにおいて、外観と共用部の状態が悪ければ内見時にマイナスの印象を与えてしまいます。
反対に、外観と共用部の印象を高められれば入居率も高められ、入居者の満足度向上にもつながる可能性があるのです。
賃貸アパートを経営する際には、入居者の視点で考えることが大切です。
外観や共用部が汚れた賃貸アパートに積極的に入居したいと思う方は、いらっしゃらないのではないでしょうか。
安定した賃貸経営を目指すのであれば、共用部と外観の管理に力を入れ、定期的に清掃をして常に清潔な状態を維持できるようにしましょう。
オーナーご自身が頻繁に掃除をすることが難しいようであれば、賃貸管理会社に相談し、納得できる料金で物件をしっかり管理してくれる管理会社を選ぶことをお勧めします。
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