住民以外の不法投棄から共用部のゴミ捨て場を守る方法【賃貸オーナー向け】
近隣トラブル
マンションやアパートのゴミ捨て場に、住民以外の人がゴミの不法投棄をするケースがあります。
マンションやアパートのゴミ捨て場は、マンションやアパートの住民のためのゴミ捨て場です。
住民以外の人が不法投棄をすると、収集日ではない日にゴミが置かれたり、自治体の収集対象ではないゴミを捨てられたりといったトラブルが生じます。
マンションやアパートのオーナーの中にも、住民以外の人によるゴミの不法投棄に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、住民以外による不法投棄を阻止するためのオススメな監視法をご紹介します。
目次
1.住民以外がゴミを捨てる行為は廃棄物処理法第16条に違反

住民以外が、ゴミ捨て場にゴミを捨てる行為は法律に違反する行為であり、犯罪行為に該当するものです。
実際、不法投棄を理由に逮捕された事例も出ています。
1)住民以外の不法投棄を禁止する廃棄物処理法第16条
廃棄物処理法第16条では「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。」と定められています。
もし、廃棄物の不法投棄をした場合には、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金のいずれか、または両方を科せられる可能性があります。
2)ゴミの不法投棄で逮捕事例も
前述したように、ゴミの不法投棄は犯罪です。
アパートやマンションのゴミ捨て場は私有地であり、私有地にゴミを廃棄した場合も、不法投棄であり、犯罪行為になります。
不法投棄をしている人を発見した場合や不法投棄をした人を特定できる証拠品がある場合は、警察に通報しましょう。
不法投棄者が特定され、不法投棄の場所や投棄したゴミの量、不法投棄の期間などから悪質であると判断され、逮捕に至ったケースもあります。
2.ゴミ捨て場への住民以外の不法投棄を防ぐ一般的な方法

所有するアパートやマンションのゴミ捨て場に、住民以外の人に不法投棄をさせないための方法には次のような方法があります。
1)ゴミ捨て場の清潔さを保つ
ゴミ捨て場が汚れていたりすると、ここならゴミを捨てても良いのではないかという心理が働いてしまうものです。
反対に、常に綺麗に掃除されている清潔なゴミ捨て場は、誰かがゴミ捨て場を管理しているという印象を与えるため、人目を気にして不法投棄はされにくくなります。
住民以外の不法投棄に悩んでいるようであれば、ゴミ捨て場の掃除の回数を増やして管理を徹底し、住民にもゴミ捨てのルールをしっかり守ったうえでゴミ出しをするように協力を依頼しましょう。
2)ネットで覆う
不法投棄をする人に限らず、空き巣や万引きなど、悪いことをしようとする人は、人の目を気にします。
そのため出来るだけ早く悪事を働き、目立たないように立ち去ろうとするのです。
ゴミ捨て場をネットで覆ってしまうと、ゴミを捨てるときにネットを持ち上げるという手間が発生します。
手間がかかる分だけゴミを不法投棄するまでに時間がかかるため、人目に付く可能性が高まります。
そのため、ゴミ捨て場をネットで覆う方法は、カラス等による被害を防ぐだけでなく、不法投棄を防ぐうえでも有効な対策となります。
3)張り紙や看板の設置

ゴミ捨て場に住民以外のゴミの投棄を禁止する旨の張り紙や看板を設置するのも、不法投棄を防ぐ効果があります。
張り紙や看板を設置する際には、見た人にゴミの不法投棄が犯罪であることを理解させる内容にすることが大切です。
住民以外のゴミの投棄は不法投棄であり、犯罪に該当すること、不法投棄があった場合は警察に通報する旨を記載しましょう。
4)防犯カメラの設置
防犯カメラの設置は、不法投棄をはじめ、さまざまな犯罪を抑止するうえで非常に有効な手段です。
不法投棄を通報しても、犯人が特定できない場合、捨てられたゴミは土地の所有者や管理者の責任で処分をしなければなりません。
反対に、防犯カメラ等で不法投棄者を特定できそうな証拠が残っていた場合は、警察も犯人を特定しやすくなるでしょう。
5)ゴミ捨て場に扉を設置する
ゴミ捨て場に扉を設置する方法も、住民以外のゴミの不法投棄を防止するうえで有効です。
ゴミ置き場のスペースに扉を設置する方法のほか、四方を囲まれたタイプのゴミ置き場を設置する方法もあります。
扉を付けた場合、鍵を施錠できるようにしておけばさらに、不法投棄を防ぎやすくなるでしょう。
3.最もオススメなゴミ置き場の監視方法

上にご紹介した方法の中で、最もゴミの不法投棄防止に効果的な手段は、なんといっても不法投棄した人物が特定できる防犯カメラの設置でしょう。
防犯カメラを設置すると、不法投棄の監視以外のメリットもあるため、防犯カメラの設置はゴミの不法投棄に悩むオーナーにぜひ導入を検討していただきたい方法です。
1)防犯カメラ設置と張り紙の抑止効果
防犯カメラは、人の目と同じ効果を発揮します。
防犯カメラに見られている、不法投棄をしていることが発覚してしまうという印象を与えれば、防犯カメラが設置されているゴミ捨て場で不法投棄をする人は少ないでしょう。
予算の都合で防犯カメラの設置が難しい場合は、ダミーのカメラを取り付けておくだけでも効果は期待できます。
2)防犯カメラの設置には補助金の利用やリース契約も可能
自治体によっては、地域の安全性向上のために防犯カメラの設置費用を補助する制度を設けているところがあります。
もちろん、私有地であるアパートやマンションのゴミ置き場だけを監視する防犯カメラの場合は補助金の対象にはなりません。
しかし、ゴミ置き場が道路に面している場所にある場合は、道路も映す位置にカメラを設置することで補助金を利用できる可能性もあります。
補助金制度の詳細については、所有する物件の自治体に確認してみましょう。
また、防犯カメラの設置には、カメラを購入する方法のほかにリース契約をする方法もあります。
リースの場合、一回に支払う料金を安く抑えることが可能です。
3)防犯カメラがもたらすその他の効果

防犯カメラは不法投棄だけでなく、住民のゴミ出しのルールも向上させる効果があります。
自治体のルールに従わず、収集日ではない日にゴミを出したり、分別をしていなかったりという人がいる可能性もあります。
収集日以外にゴミを出した場合、収集日が来るまでそのゴミはゴミ捨て場に放置されるため、カラスに荒らされたり、異臭を放ったりといったトラブルが生じます。
ゴミ捨て場に防犯カメラを設置すれば、ルールを守らない住民も特定されることになってしまうため、自然と住民もゴミ出しのルールを守って生活するようになるでしょう。
住民のゴミ出しのルールが徹底されれば、ゴミ捨て場も清潔に維持しやすくなります。
4.不法投棄者と直接対決はありなのか?
直接対決をする前にに、犯人はわかっている為、警察に届けてみるのも1つ。
くれぐれも動画公開をするなどはNGです。自力救済で被害者であるオーナーが不利になってしまうからです。
それでも同じ不法投棄者によるごみ捨てが発生しているのであれば、直接対決対策をしなければならない場面も出てくるかと思います。
必ず複数人で話し合いという形で不法投棄をしないでほしい旨を伝えると良いでしょう。
1対1でいくといった言わないなどの問題に発生します。
もし管理会社がいるのであれば、相談してみるのもよいかもしれません。
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まとめ:ゴミ捨て場が汚いと空室対策に影響が出る

不法投棄が繰り返されるゴミ捨て場は、管理が行き届いておらず、清潔な状態が維持できていないアパートやマンションであるケースが多くなっています。
ゴミ捨て場が汚れていると、入居者もゴミ捨てのときに不快な気分を味わうだけでなく、新たな入居希望者にも内見時に良くない影響を与えるでしょう。
つまり、ゴミ捨て場を清潔に保つことは、不法投棄の防止にも、空室対策にもつながるのです。
防犯カメラの設置は、不法投棄の防止と犯罪の抑制、空室対策に効果を発揮するものです。
ゴミ捨て場の不法投棄にお悩みの場合は、まずは防犯カメラの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
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