低コストな空室対策6選!無料(0円)で始められるアイデアも紹介

空室対策

空室期間が長く続くと、収支がマイナスになってしまいます。

賃貸アパートや賃貸マンションを経営している方の中には、空室対策をしなければならないことはわかっているけれど、どんな対策が有効なのかわからずに悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、低コストや0円ですぐに始められる空室対策のアイデアをご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

1.無料(0円)で始められる空室対策のアイデア

人気設備を導入したり、室内をリフォームしたり、空室対策にはある程度のコストが必要となる対策もあります。

しかし、お金をかければ必ず空室が埋まるわけではなく、費用をかけても入居者が獲得できなければ収支はさらに悪化してしまいます。

空室に悩むようであれば、まずはお金をかけずにできる空室対策から始めてみましょう。

1)エントランスや廊下など共用部分をきれいに保つ

賃貸物件に入居を希望する人は、インターネットサイトなどで居室や外観などの写真を確認し、良さそうだなと思った物件に内見をします。

しかし、実際に物件に訪れた時に集合玄関にゴミや落ち葉などが溜まっていたり、郵便ポストにチラシがあふれ出ていたりしていたら、決して管理が行き届いた物件には見えません。

いくら部屋の中をきれいに保っても、建物自体のイメージが悪ければ入居にはつながらないことがほとんどです。  

ご自身で建物の管理をする場合には定期的な清掃を欠かさないようにしましょう。

管理会社に管理を依頼しているようであれば、管理をしっかり行える管理会社への切り替えを検討してみても良いかもしれません。

※あわせて読みたい記事

賃貸管理会社の選び方とは?信頼できるパートナーを見つける方法

2)客付けに強い管理会社・仲介会社に切り替える

賃貸物件の仲介を行っている会社によって、集客を得意とするエリアなどは異なります。

また、賃貸物件を扱っているものの、実は売買事業に力を入れている会社も。

もし、入居者がなかなか獲得できないようであれば、ご自身が所有する物件のエリアや物件に合った客層を得意とする会社に仲介を依頼すると良いでしょう。

管理会社に委託しているのであれば、仲介会社と連携の強い管理会社に切り替えを検討してもいいかもしれません。  

ただし、解約には解約予告期間が定められているはずです。

切り替えの際には、事前に契約書を確認してから通知を行うようにしましょう。

3)入居者の募集条件を緩和する

入居者の募集条件もお金をかけずにできる空室対策です。

現在は、日本で生活している外国籍の方も多くなり、少子高齢化から賃貸住宅に暮らす高齢者も少なくありません。

募集条件を緩和し、外国籍の方や高齢者の方の入居も受け入れるなど、間口を広げると入居希望者も増えるでしょう。

ただし、外国籍の方や仕事を持たない高齢者の方の場合、中には家賃の支払いが滞ってしまうケースも。

外国籍の方や高齢者が入居する際には、家賃保証や見守りサービスを付けることを条件に加えるなどしてリスクに備えましょう。

2.低コストで始められる空室対策のアイデア

無料の空室対策で効果が見られない場合は、低コストでできる空室対策を実践してみましょう。

1)初期費用の減額で、お得な物件であることをアピールする

引っ越しには初期費用がかかり、さらに新居に合わせたカーテンやラグ、収納グッズなどの購入費も発生します。

敷金や礼金など、転居にまつわる初期費用が大きくなってしまうと入居者の負担も大きくなります。

昨今では礼金なしの賃貸物件が増えており、礼金を設定しているだけで物件検索時の絞り込み条件から外れてしまう可能性も。

一方、敷金のない賃貸物件は初期費用の負担が少なく、入居者に人気です。

敷金を2か月に設定しているようであれば、1か月に減額するか、敷金なしにしてみても良いでしょう。

ただし、敷金なしの場合は退去時の原状回復費用を請求できるように、契約時にハウスクリーニング代や修繕費用を請求できる特約を定めるなどの対策も必要です。

2)無料で住めるフリーレント期間を設ける

入居希望者にお得感をアピールする方法には、フリーレント期間を設定するというアイデアもあります。

フリーレントは無料の貸し出しを意味し、入居者は一定期間、家賃を支払わずに入居できるというものです。

最近ではフリーレント期間を設ける賃貸物件も増えており、そのほとんどは入居から1か月間を家賃の支払いが不要です。

オーナーにとっては、家賃を1か月無料にすると、損をしているように感じるかもしれません。

しかし、フリーレント期間で生じるマイナス額と、フリーレント期間を設けずに数か月空室期間が続く場合のマイナス額を比較してみてください。

1か月の家賃の損失だけで入居者を獲得できるフリーレント期間の導入は、低コストの空室対策だと言えるでしょう。

3)24時間ゴミ出しOKにする

入居者よって生活スタイルはさまざまです。

病院や介護施設で働く人や工場で勤務する人などには夜勤もあります。

夜勤の仕事がない場合であっても忙しい人にとっては、ゴミ出しの時間が決められているとなかなかゴミが出せずに、部屋の中にゴミが溜まってしまうケースがあります。

24時間ゴミ出しができるダストボックスを設置すれば、入居者にとっては時間を気にせずにゴミ出しができるというメリットがあります。

ゴミ置き場の掃除等は必要になりますが、ダストボックスの設置だけで入居者の利便性を高められるため、既存の入居者の満足度も高まり、退去の抑制にもつながるでしょう。

まとめ

無料(0円)、低コストですぐに実践できる空室対策のアイデアを6つご紹介しました。

初期費用の減額やフリーレント期間の導入などは、入居希望者にとっては引っ越しによる負担を抑えられるため、魅力的な物件に感じることでしょう。

しかし、せっかく入居希望者が内見を希望しても物件のエントランスや廊下が汚れていれば、入居の意思が失われてしまう可能性があります。

共用部分をきれいに保つことは、常に空室の少ないアパート・マンションにするために日ごろから気を付けておきたい部分です。

今回ご紹介した空室対策の中に、所有するアパートやマンションの立地や状況に適した対策法がありましたら、ぜひ取り入れてみてください。

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監修者
徳永 光泰【株式会社ランドネット】
徳永 光泰【株式会社ランドネット】
多店舗展開の賃貸仲介・管理会社で統括マネジャーを経験!他、不動産ベンチャー企業で執行役員として創設期に携わり、大手不動産会社ではプロパティマネジメントに従事する。【資格】宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・公認不動産コンサルティングマスター【不動産業界歴】26年

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