賃貸管理会社の選び方とは?信頼できるパートナーを見つける方法

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賃貸経営では、管理会社に賃貸物件の管理を委託するケースがほとんどです。

しかしながら、賃貸管理を行っている会社は数多くあり、どの管理会社に管理を委託すれば良いのか判断に迷ってしまうことも多いでしょう。

そこで今回は、良い賃貸管理会社の見分け方のポイントをご紹介します。  

1.管理会社選びが大切な理由

賃貸管理会社とは、入居者の募集や賃貸借契約の手続き、家賃の回収、物件の清掃、退去時の立会い、入居者からの問い合わせ対応など、さまざまな管理業務を担う会社です。

賃貸経営は、入居者が見つからなければ始まりません。

入居者獲得に弱い会社であれば空室期間が長引くだけでなく、入居者間のトラブル等の連絡が入った際にスピーディーかつ的確な対応ができなければ早期退去に結びついてしまう可能性もあります。

管理会社次第で入居率はもちろん。

収支の状況も変わるため、賃貸経営において管理会社選びは非常に重要な意味を持つものとなります。

2.良い管理会社の見分け方とは

では早速、良い管理会社を見分けるポイントをご紹介しましょう。

1)入居率の実績が高く、空室期間が短いか

賃貸経営において、もっとも大切なことの一つは空室期間をできるだけ短くすることです。

管理会社では、入居率や平均空室期間のデータを公開しています。

管理会社が示す入居率とは、管理をしている戸数のうち、入居状態にある戸数の割合です。

平均空室期間とは、管理している物件1戸当たりの空室期間の平均を示す値です。

入居率が高ければそれだけ、空室の戸数が少ないということになり、平均空室期間が短ければ退去後にスムーズに次の入居者を獲得できるという意味となります。

株式会社タスが2022年10月に発表した「賃貸住宅市場レポート」によると、首都圏における空室率は10~14%程度であり、平均空室期間は約5か月です。

管理会社のデータを検討する際には、この値を目安にすると良いでしょう。

また上記の数字はすべての物件種別を含んだ数字の為、もっと詳しく把握されたい方は以下の記事が参考になるでしょう。

ご所有物件のタイプ別で平均入居期間が分かります。

※あわせて読みたい記事

賃貸の平均居住期間はどれくらい?長く住んでもらう方法を伝授

2)入居者対応の質が高いか

入居中に給湯器の故障に気が付くのは、たいていの場合、お風呂に入る夜の時間帯です。

この時間帯に管理会社に連絡してもすぐに修理の手配はできませんが、入居者としてはトラブル内容を受け付けてもらえるだけで気持ちが落ち着くものです。  

夜間や土日にもトラブルに対応できるコールセンターが設置されているか?

入居者から連絡を受けた場合はどのような対応を行うのかなど、入居者対応の体制については事前に確認しておきましょう。

入居者対応の質の高さは、入居期間にも関連してくるため、管理会社のトラブル対応力も見極めが必要です。

3)提供している管理業務の内容が希望に合っているか

管理会社によって、提供サービスの内容には若干の違いがあり、契約内容も異なります。

入居者の募集や内見の案内、家賃の集金代行はしていても、家賃滞納時の督促はしていない場合もあります。

中には、共用部の清掃は管理会社に委託せずにオーナー自身が担当したいという場合もあるでしょう。

管理会社の提供している業務内容とプランを確認し、自分の希望に合ったサービスの提供やプランがあるかを確認することも大切です。

4)健全な経営状態にある管理会社であるか

管理会社自体の経営が杜撰な場合、管理会社が倒産してしまうリスクもあります。

管理会社が家賃の集金を行う場合、入居者が支払った家賃は直接オーナーの元に振り込まれるのではなく、管理会社から管理手数料を差し引いた形で振り込まれます。

したがって、万が一、管理会社の経営状況が芳しくない場合、家賃の入金が遅れ、家賃が入金されないまま倒産してしまうリスクもあります。

管理戸数や管理実績などを判断しながら、信頼できる管理会社を選ぶようにしましょう。

5)管理手数料は妥当な額か

管理手数料の目安は、一般的に家賃の5%程度だと言われています。

しかし、大切なのは管理手数料の額だけではなく、提供されるサービスの内容と照らし合わせて、妥当な額の管理手数料に設定されているかという点です。

例えば安い管理手数料の管理会社では人件費を抑えるために、物件の清掃が行き届かず、入居者対応が十分でないケースもあります。

反対に、5%以上の管理手数料であっても、きめ細やかなサービスを提供している管理会社もあります。

管理会社を決める際には、管理手数料と業務内容のバランスを見極めることも大切です。

そのためには、複数の管理会社から話を聞き、比較してみると良いでしょう。  

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まとめ

現在は、オーナー自らが物件や入居者の管理をするケースは少なく、戸数の多い賃貸物件ほど管理会社に管理を委託することが多くなっています。

管理会社に委託すれば、入居者の募集から入居中のトラブル対応、家賃の回収まで、さまざまな業務を委託できるためオーナーにかかる負担を軽減できます。

安定した賃貸経営を実現するためには、いかに空室期間を短くするかが大切になります。

そのためには、集客力とトラブル対応力に強い管理会社を選ぶと良いでしょう。

管理会社の経営状態や提供されるサービス内容と管理手数料のバランスを考え、安心して物件を任せられる管理会社を選ぶようにしてください。

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監修者
吉田 佳祐【株式会社ランドネット】
吉田 佳祐【株式会社ランドネット】
賃貸仲介と管理の両方を知る在籍10年超のベテラン!入居中のトラブルや滞納のお悩みなどあらゆる難題に手腕を発揮。【資格】宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・損害保険募集人一般【不動産業界歴】15年

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