【床DIY】フローリングやクッションフロアに張り替える方法は?自分でリフォームする際の費用も紹介

原状回復

所有する賃貸アパートやマンションの床が傷んできたり、汚れが目立ってきたりしたら、張り替えを検討した方がよいかもしれません。

入居者は、見た目のきれいさを重視して物件を選ぶ傾向にあります。

傷んで、汚れが目立つ床よりも、新しく清潔な印象を与える床の方が内見のときによい印象を与えるでしょう。

和室よりも洋室が好まれることから和室を洋室に変えたいと考えているオーナーもいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、DIYによる床のリフォーム方法とその際の費用などについてご説明します。

1.DIYで床の張り替えをするメリットとデメリット

DIYで床の張り替えをするメリットは、材料費と道具代だけなのでリフォーム費用を安く抑えられる点にあります。

現在は、DIYで施工しやすいような床材もホームセンターなどで手に入れられるようになったため、自分で床の張り替え作業を行う人も増えています。

しかし、床の張り替えには時間と手間がかかります。

DIYでは細かな部分まできれいに仕上げられない場合もあるというデメリットもあることを覚えておきましょう。

2.床のDIYで抑えるべき床材の種類

床の張り替えをする際に必要となる道具とDIYで利用できる床材の種類をご紹介します。

上から順に値段が高くなる傾向ですが、その分入居者様から満足度が高い内容になっています。

1)フローリング

フローリングとは、木材をベースに製造された床材です。

主に和室から洋室にリフォームする時に検討しましょう。

合板などの基材の上に薄くスライスした天然木や化粧シートなどを貼り合わせて作った「複合フローリング」と木材の一枚板を加工した「無垢フローリング」の2種類があります。

無垢フローリングは天然の木の温かみを感じさせるなどのメリットがありますが、傷つきやすいなどのデメリットもあります。

施工費を安くして、コストパフォーマンス高く、入居者にきれいな印象を与えたいなら”複合フローリング”一択です。

2)置くだけフローリング

釘や接着剤、両面テープなどを使わずに置くだけで簡単に施工できるフローリングです。

裏面に滑り止め加工がなされているため、置くだけでずれにくく、接着が不要となっています。

3)シート状フローリング(クッションフローリング)

貼るだけでリフォームができるシート状のフローリングです。

クッション性のあるビニール製の床材であることから、クッションフロアとも呼ばれます。

裏面がシール状になっているものや接着剤を使って貼り付けるものなどがあります。

最もリフォームの費用が安いですが、入居者からの満足度は高くはない上に数年に一度張替えが必要になります。

ランニングコストが定期的に発生する事は覚えておきましょう。

4)床の張り替えに必要な道具

床の張り替えには次のような道具が必要です。

DIYで使う道具
  • 丸のこぎり ・電動ドライバー
  • ゴムハンマー
  • メジャー ・カッター ・サシガネ
  • ローラー ・カンナ
  • サンドペーパー

ただし、置くだけのものやシート状のフローリングを使用する場合には、のこぎりやドライバーなどは必要ありません。

3.床をDIYで張り替える2つの方法

床を張り替える方法には以下の2種類です。

床を張り替える方法
  • 古いフローリングをはがして新しいものに張り替える
  • 既存の床の上に新しいフローリングを重ねる方法

床がぶよぶよしていたり、歩くと軋んだりするような場合は、床板が傷んでいる可能性があります。

この場合は床をはがして、新たに下地から張り替える方法が向いているでしょう。  

和室を洋室に変える場合も、畳をはがして新しい床材を貼っていく必要があります。

一方、床自体がそれほど傷んでいるわけではない場合。

 既存の床の上に新しい床を貼る重ね貼りして、より綺麗な部屋の印象と雰囲気に変えていきましょう。

4.床を張り替えるとき、和室を洋室に変えるときのDIY手順

床材を張り替える場合は、次の手順で作業を進めていきます。

1)古いフローリングや畳をはがす

まず、古いフローリングや畳をはがしていきます。

はがした後には細かいゴミやほこりがあるため、掃除機などを使ってきれいに掃除します。

カビや汚れがあった場合にもきれいに落としておきましょう。

2)採寸をする

部屋の縦横の長さを測ります。

床材を撤去してできた段差の深さも計測しておき、段差に合わせた厚みの床材を選びましょう。

注意

ここを適当にやってしまうと段差が生まれるだけでなく、隙間から水が入り腐食の原因になりかねません。

特に和室から洋室に変更するときは段差が大きくなるので、段差を前後1センチ程度に抑える必要があります。

3)和室を洋室に変える場合は根太を設置し、ベニヤを貼る

参照:LIXIL:根太(ねだ)とは

畳をはがした後は、根太となる角材を床に敷きます。

根太の高さは、床材の高さと合わせて貼り終わった後に周囲と段差ができないように調整します。

初めに根太材を部屋の4つの辺に沿って囲むように置き、その後、床材を並べる方向に垂直になる向きで根太を並べていきます。

このとき、根太材を置く間隔は、上記画像を参考に約450mmを目安にします。  

根太を並べ終えたら1本ずつボンドで固定していきます。

根太材の固定が終わったら、必要に応じて根太の間に断熱材を敷き詰め、その上からベニヤ板を敷き、ビスで固定していきます。

4)床材をカットする

フローリング材は、継ぎ目をそろえるのではなく、互い違いになるように貼ります。

採寸した部屋の大きさを元に、床材が何列分になるかを計算し、床材をカットしていきます。

木材で作られた床材であれば、丸のこぎりを使って切断しますが、クッションフロアや置くだけのフロアタイルなどは、カッターでカットできます。

5)1列目を施工する

端から1列目を施工していきます。

ボンドで接着が必要な床材の場合はボンドで接着し、裏面にのりが付いたタイプのシート材のシールをはがして貼っていきます。

シート状のものは、空気が入らないようにローラーを使って空気を抜きながら丁寧に貼っていきましょう。

置くだけのフローリング材はそのまま置いて、並べていきます。

6)2列目以降を貼っていく

1列目と同様に床材を貼り、作業をどんどん進めていきます。

最後の列は仮置きをし、ぴったりはまるかどうかを確認したうえで貼り付けるようにします。

もし、うまく収まらない場合はもう一度大きさを調整します。

フローリングの場合は、カンナで削ったり、サンドペーパーで削ったりし微調整をするようにしましょう。

大きさが調整できたら、最後の列を貼り付けて完成です。

7)クッションフロアの場合は継ぎ目にシーラーを塗る

クッションフロアは、シートの継ぎ目がはがれやすくなります。

すべて貼り終わった後に継ぎ目にシーラーを塗り、はがれを防止します。

5.既存のフローリングの上に重ね貼りするときのDIY手順

もともとのフローリングをはがさずに、その上から新しい床材を貼る場合は、しっかり掃除しておきましょう。

床にほこりやゴミが残っていると新しい床材が密着しないため、うまく貼れなくなってしまいます。

重ね貼りする際には、手軽に張り替えられるシート状のフローリングや置くだけのフローリングなどを利用するとよいでしょう。

ただし、畳の上にそのままフローリングを貼ることはできません。

畳の上にフローリング材を貼ってしまうと畳の間に湿気がたまり、カビの発生の原因になってしまうからです。

和室を洋室に変えたい場合は、 必ず畳をはがし、必要な下地処理をしたうえでフローリングやクッションフロアなどを貼るようにしましょう。

6.DIYで床を張り替えた場合の費用

DIYで床の張り替えを行う場合、必要になるのは材料費と道具の購入費用です。

どのような床材を使うかによって、DIYにかかる費用は変わってきます。 ホームセンター等で販売されているクッションフロアを張り替えるだけであれば、 6畳程度の張り替えの場合にかかる費用は1万円前後になるでしょう。

置くだけのフローリングの場合は、5万円前後が目安。

尚、和室を洋室に変える場合は、床材に加えて根太用の角材や下地に使うベニヤ材などが必要になるため、 リフォーム費用は8万円~9万円程度になるでしょう。

業者に依頼した場合
  • クッションフロアの張り替えで5万円~10万円
  • 和室から洋室へのリフォームで18万円~20万円程

まとめ

賃貸物件の床をオーナーが自分でリフォームする方法についてご紹介しました。

もともとフローリングの部屋であれば、 既存の床材の上に置くだけのフローリングやシール状のフローリングを貼るだけで簡単に部屋のイメージを変えられます。

和室を洋室に変える場合は畳をはがして下地を整え、そのうえで新しい床材を貼る必要があります。

手間はかかりますが業者に依頼することを考えれば、費用を半分程度に抑えることが可能です。

ご自分でDIYが可能なようであれば費用を節約できるためDIYでのリフォームにチャレンジすることをおすすめしますが、お忙しい場合や施工に不安がある場合は管理会社に相談し、プロに依頼することも検討してみるとよいでしょう。

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監修者
RENT編集部
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