賃貸エアコン故障の修理代は原則オーナー負担!ホテル代は支払い義務なし

設備故障

「エアコンが壊れました。猛暑だし直るまでホテルに泊まるから費用を出してほしいです。」

入居者からこのような電話がきたら、アパート・マンションのオーナーはどこまで対応すべきなのでしょうか?

週末や繁忙期は修理業者がすぐにつかまらず、対応が遅れるほど入居者の不満は募ります。

「熱中症になったら責任を取れるのか」と強い言葉を投げかけられ、精神的に参ってしまうオーナーも少なくありません。

本記事では、賃貸のエアコンが故障した際に、オーナーが負担すべきお金と、そうでないお金を解説します。

結論

エアコン修理費用▶経年劣化ならオーナー負担。入居者の使い方が原因なら入居者負担。

ホテル代の請求▶オーナーに支払い義務はありません。原則、生活上のリスク(受忍限度)の範囲内です。

使えない期間の家賃▶修理に日数がかかる場合、1日あたり100円〜200円程度の減額が適正な落とし所です。

1. 入居者から「ホテル代」を請求されても、支払い義務は原則なし

結論から申し上げます。

エアコン故障を理由にしたホテル代(宿泊費)をオーナーが負担する法的義務はありません。

なぜなら、エアコンの故障は生活上の大きな不便ではありますが、建物自体が「住めない状態」になったわけではないからです。

裁判例や一般的な賃貸借契約の考え方でも、数日から1週間程度の修理期間は「我慢すべき範囲(受忍限度)」とみなされます。

なぜ「負担しなくてよい」と言い切れるのか?

賃貸物件において、設備の故障はある程度避けられないリスクです。

ホテル代のような高額な二次的被害までオーナーが保証する義務はない、というのが通説です。

「オーナーがわざと修理を放置した」といった悪質なケースを除き、故障してすぐに手配に動いているのであれば、オーナーに過失はないと判断されます。

角を立てない「断り方」のヒント

入居者の方も、暑さで余裕がなくなっています。

「義務がないから払わない」と突き放すのではなく、「法律やガイドラインでも宿泊費の補償は対象外とされているんです」と、第三者の基準を引き合いに出すのがスムーズです。

その代わり、次に説明する「家賃減額」などで誠意を見せるのが賢い選択です。

2. エアコン修理・交換費用は「誰が設置したか」で決まる

修理費用については、「誰の持ち物か」と「壊れた原因」の2点で判断します。

「経年劣化」なら100%オーナー負担

設置から10年近く経っているエアコンが自然に動かなくなった場合、これは「設備を貸しているオーナーの責任」で直す必要があります(民法第606条)。

入居者の過失なら「入居者負担」を求めてもOK

「一度もフィルター掃除をせず、埃が詰まって発火した」

「引っ越し作業中にぶつけた」といった場合は、入居者の善管注意義務違反となります。

この場合は、入居者の実費負担(または火災保険の借家人賠償責任保険)での修理を求めましょう。

盲点は「前の入居者の残置物」

前の住人が置いていったエアコンをそのまま使わせている場合、契約書に「残置物につき修繕義務なし」と明記していなければ、オーナーの負担で修理しなければならないケースが多いので注意が必要です。

3. 修理待ちの期間は「1日200円」程度の家賃減額が適正

ホテル代は出せませんが、エアコンが使えない不便さに対して「家賃を一部お返しする」という対応は非常に有効です。

公益財団法人日本賃貸住宅管理協会のガイドラインでは、設備が使えない場合の減額目安が示されています。

家賃減額と返金額

減額の目安▶家賃の1%程度(免責期間3日)

家賃6万円の場合▶60,000円 × 1% = 600円

1日あたりの返金額▶約200円

「たった200円?」と思われるかもしれませんが、「法律に基づいた正しい対応をしている」という姿勢を示すことが、過度な請求を抑止する最大の防波堤になります。

4. トラブルを未然に防ぐ!「賃貸管理の極意」

エアコン1台の故障が大きなトラブルに発展するか、それとも「すぐ対応してくれて助かった」という感謝に変わるか。

その分かれ道は「初動のスピード」にあります。

入居者の方が最も怒るのは、「連絡がつかないこと」と「いつ直るか分からないこと」です。

ランドネットが実践する「スピード解決」

当社ランドネットはアパート・マンションの賃貸管理を行っており、入居者からの問合せを24時間365日体制で受け付けております。

お盆休みや深夜のトラブルも放置せず、まずはトラブルを聞くことで入居者の不安を和らげます。

ホテル代や家賃減額については、現場のプロが即座に法的基準をもとに入居者へ説明するため、オーナー様が自ら矢面に立って交渉する必要はありません。

【まとめ】正しい知識がオーナーの収益を守る

「ホテル代を払わなければならないのか?」と悩む時間は、オーナーにとって大きなストレスです。

しかし、ルールを知っていれば、毅然とした、かつ誠実な対応が可能になります。

エアコン故障や入居者対応でお困りであれば、ぜひ一度ランドネットにご相談ください。

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監修者
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