賃貸アパートで入居者がすぐ退去する理由とは?

空室対策

所有している賃貸アパートの入居者が見つかってほっとしたのも束の間、すぐ退去してしまい、がっかりした経験はありませんか?

一方、賃貸アパートの中には、入居者が長く居住し、安定した賃貸経営を実現しているケースもあります。

入居者がすぐ退去してしまう賃貸アパートと、入居期間の長いアパートではどこに違いがあるのでしょうか。

今回は、入居者が賃貸アパートをすぐ退去する場合に考えられる理由と対策について解説します。

1.入居者がすぐアパートを退去するのは、何かしら不満があるから

賃貸アパートの入居者がすぐに退去してしまう原因は、アパートに対して何らかの不満があるからです。

引っ越しには、お金も手間もかかります。 そのため、気に入った場所であれば入居してすぐに退去したいとは考えないはずです。 退去の理由として考えられるのは、次のようなものです。

1)アパートそのものに不満を感じての退去

例えば、「上階の足音が響く」「隣の部屋の生活音が聞こえてくる」など、建物構造の不満が理由となって退去するケースは少なくありません。

特に若い世代はプライバシーに敏感であり、隣の部屋の声が聞こえてくれば、「自分の声も隣に聞こえるはずだ」と考えるでしょう。 また、道路に近いアパートでは交通量が多く、「夜もうるさくて眠れない」など、立地の問題から退去してしまう可能性もあります。

2)管理体制に不満を抱く退去

「集合玄関がいつも汚れている」「ゴミ置き場の清掃がなされずに害虫が発生している」「共用部分の照明が切れたままになっている」など、共用部の管理が杜撰であれば快適に生活することはできません。

また、設備故障などが発生し、対応を依頼しても満足な対応をしてもらえなかったり、対応スピードが遅かったりした場合も、不満が大きくなり退去に至る可能性があります。

3)隣人トラブルやストレスからの退去

アパート住民とのトラブルやストレスから、早期に退去してしまう人もいます。

例えば、「夜遅い時間に騒ぐ人がいる」「玄関やベランダにゴミを放置している人がいる」場合などは、日々、ストレスを抱えながら生活することになります。

オーナーや管理会社に相談しても、迷惑行為をしている入居者に改善が見られない場合は、ストレスに耐え切れなくなった入居者が退去してしまうでしょう。

4)家賃に対する不満や不安からの退去

家賃に対する不満も、アパートの早期退去となる理由の一つです。

友人が同じような条件の賃貸アパートに、より安い家賃で入居しているのを知ったときや、周辺の物件と比べて家賃が割高に感じたときは、家賃に不満を感じて退去する可能性があります。

また、入居直後に病気などの理由でアルバイトや仕事ができなくなり、収入が減少すると家賃の支払いが難しくなるケースもあります。

その場合も、より安い家賃のアパートに転居をするため、退去につながる可能性があるでしょう。 

2.賃貸アパートのオーナーができる早期退去防止対策

賃貸アパートで入居者が早期退去する理由は、アパートに対する不満、管理に対する不満、他の入居者に対する不満、家賃に対する不満の4つに分けられます。

それぞれの理由に対して実施できる退去防止策をご紹介します。

1)アパートに対する不満には、リフォームを

上階や隣の部屋の音漏れが気になる場合は、壁や床に防音対策を行うと良いでしょう。

リフォーム費用はかかりますが、建物の不満をそのまま放置していると、入居者が見つかっても再びすぐに退去してしまう可能性が高くなります。

大きな道路に面しており車の騒音がひどい場合には、防音効果のあるサッシや二重サッシの導入も検討してみると、騒音だけでなく音漏れも防げます。

2)管理に対する不満には、管理会社の見直しを

共用部の清掃が行き届いていなかったり、照明が切れたままになっていたりすれば、誰でも気持ちよく生活することはできません。

建物の管理をオーナーが行っている場合には、こまめに物件を訪問して共用部の清掃をし、照明が切れるなどすればすぐに交換するようにしておきましょう。

管理会社に管理を委託している場合は、しっかりと清掃ができる会社への見直しを検討した方が良いかもしれません。

また、トラブル時の対応に問題がある場合も、管理会社の見直しをした方が良いでしょう。  オーナーが自主管理をしている場合、休日や夜間など、すぐに対応するのが難しいケースもあるはずです。

また、管理会社によっては入居者からの問い合わせに対応できる時間が限定されているケースもあります。

入居者の管理に対する不満を抑制するためには、24時間365日体制でトラブル時に対応できる体制を整えた管理会社への切り替えを検討すると良いでしょう。

3)入居審査の基準は厳格に

他の入居者に対する不満からの退去を抑制するためには、迷惑行為を行っている入居者への対処が必要です。 入居にあたってのルールをしっかりと伝え、迷惑行為を控えるように依頼しましょう。

また、入居審査を厳しくすることも重要です。 空室を恐れ、入居審査の基準を甘くしてしまうケースもありますが、ルールを守れない入居者が一人いるだけで他の優良な入居者を退去させてしまうリスクがあります。

入居時には、属性や応対の仕方など、安心して入居してもらえる人物を選ぶことも大切です。 また、入居のルールも契約締結時に文書で渡すようにし、ルールを順守してもらうように努めましょう。

4)家賃に対する不満は、家賃の見直しやリフォームの検討を

一般的に、築年数が経過すれば相場より家賃は下がります。 以前と同じ家賃のまま、長く家賃の見直しをしていない場合は、周辺の相場を調査したうえで家賃の引き下げを検討した方が良いかもしれません。

家賃とアパートの状態が見合っていると入居者が感じれば、早期退去を防ぐことができ、空室率も改善できる可能性があります。

家賃の値下げに抵抗がある場合には、リフォームを検討し、新たな価値を付加することで家賃に見合う状態にするなどの方法も有効です。

まとめ

賃貸アパートの入居者がすぐ退去してしまう理由は、入居者がアパートに対して何らかの不満を感じているからです。

早期退去の多くは、アパートに対する不満、管理体制に対する不満、隣人に対する不満、家賃に対する不満に関係します。

長く住んでもらうためには、今回ご紹介したような対策を講じ、入居者が快適に生活できる環境を整えましょう。   

とはいえ退去は出てくることは普通のことです。

大事なのは退去後に客付けするアパートが賃貸アパートの空室が埋まらない物件7選と客付けが難しい最大の理由に該当しないようにする事でしょう。

合わせてご確認いただけますと幸いです。

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監修者
西原 勇太【株式会社ランドネット】
西原 勇太【株式会社ランドネット】
賃貸仲介・管理をはじめ売買や開発に携わり、不動産の総合キャリアを構築。多角的な視点と提案でオーナーの賃貸経営をサポート!【資格】宅地建物取引士・公認 不動産コンサルティングマスター【不動産業界歴】17年

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